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遺言について

今回は「遺言」について、去年ラジオで話した内容を文字起こししてみました。
あくまでアウトラインですので、いずれまた詳しく書きたいと思います。

 

橋本
今週もラジオをお聴きの方から相談がきています。坂東先生、よろしくお願いします。

 

橋本
70代の女性から「相続に関する話を聞いていて、これまでさほど必要とは思っていなかったのですが、遺言を残しておいたほうがいいかなと思い始めました。でも、どんな風に書いたらいいのか、わかりません。」というお便りです。

 

橋本
遺言書には、いくつか種類があるんですよね?

 

坂東
自分で書く「自筆証書遺言」、法律の専門家・公証人が作る「公正証書遺言」、自分で書いた遺言を、公証役場というところに持参する「秘密証書遺言」の3種類があります。

 

橋本
では、今週は、自筆証書遺言について、教えていただけますか?

 

坂東
自筆証書遺言は、遺言の文章は、もちろん、日付や氏名も自筆で書いて、印鑑を押して作ります。

 

坂東
メリットとしては、自分で書けば良いので、いつでも簡単に作れて、費用もほとんどかからないというと利点があります。デメリットとしては、・法律的に不備な内容になって、いざというとき無効になる場合がある。・遺言書を発見した人が、自分に不利になるので、捨てちゃったり、隠したり、改ざんしたりという危険もあります。・病気で体調がすぐれない人は自分で書けない場合もあります。

 

橋本
確かに、自分で書くと間違った書き方をしちゃいそうですね?

 

坂東
自筆証書遺言をパソコンで作ったり、日付を「平成26年9月吉日」なんて書くと無効になるので、注意が必要です。

 

橋本
今月は「遺言書」について、坂東先生に教えていただいています。先週は、自分で書く「自筆証書遺言」のお話でした。今週は、「公正証書遺言」について、教えてください。
 

坂東
公正証書遺言は、公証人によって作られる遺言書です。
 

橋本
「公証人」って、どんな人なんですか?
 

坂東
公証人は、裁判官、検察官、弁護士、など長年、法律関係の仕事をしていた人の中から
法務大臣が任命する公務員です。
 

橋本
その公証人が、遺言を残したい人に代わって、遺言書を作ってくれるんですか・・・
具体的には、どんな形で作ってもらうんですか?
 

坂東
具体的には、遺言を残したい人が、公証役場に出向いて、証人2人以上の立会いのもと、遺言の内容を公証人に話します。それに基づいて、公証人が遺言書を作ります。
 

坂東
法律の専門家が作るので、形式に不備があって無効になることがありません。あと、遺言の原本が公証役場に保管されるので、紛失したり、偽造されたりということもありません。
 

橋本
公証役場って、どこにあるんですか?
 

坂東
道内には、札幌、旭川、帯広、北見、釧路など主要都市を始め、10か所以上あります。
 

坂東
ちなみに、病気で公証役場まで出向くのが困難な方には、公証人が自宅や病院に出張して、遺言書を作る事もできます。
 
 
 
橋本
今月は「遺言書」について、教えていただいています。ここまで自分で遺言を書く「自筆証書遺言」と公証人に作ってもらう「公正証書遺言」について、教えてもらいました。今週は、「秘密証書遺言」です。どんな遺言書の方式なんですか?
 

坂東
「秘密証書遺言」は、遺言を残したい人が自分で作って、封印した遺言書を公証役場に持って行って、公証人に、その遺言書が間違いなく本人のものであることを公に証明してもらう方式です。
 

坂東
この「秘密証書遺言」は、「自筆証書遺言」と違って、署名と印鑑を押す以外は、パソコンで作ったり、他人に代筆してもらっても構いません。
 

坂東
そして、この「秘密証書遺言」は、遺言を残したい本人が保管します。
 

橋本
「秘密証書遺言」のメリット、デメリットって何でしょう?
 

坂東
自分で作った遺言書を、自分で封書に封印するので、遺言書の内容を、他人に知られることがありません。ただし、遺言書の内容を公証人が確認できないので、いざ遺言書を取り出したら、内容に法律的な不備があって無効になる可能性はあります。
 

坂東
あと、「秘密証書遺言」は、「自筆証書遺言」と同じく、遺言の内容を実際に執り行うとき、家庭裁判所の検査を受けて認めてもらわないといけません。
 

橋本
「自筆証書遺言」「公正証書遺言」「秘密証書遺言」と教えてもらいましたが、個人的に安心できるのは「公正証書遺言」かな。「公正証書遺言」を作りたいときは、坂東先生に相談してもいいんですよね?
 

坂東
原案を当方で作成し、公証人と打ち合わせて一緒に公証役場に行ってもらいます。証人2名も当方で用意しますので心配ありません。
 
 
 
橋本
今月は「遺言書」について、坂東先生に教えていただいています。話を聞いていて、いろいろ疑問が出てきたんですが遺言書に書いた内容が、本当に実現されるか心配になりますね?
 

坂東
確実に実現されるためには、遺言の中で、遺言執行者を選んでおくといいと思います。  遺言の内容を実行する人を「遺言執行者」というんですが、遺言の中で指定することができます。遺言執行者を定めた場合、相続人が勝手な行動をしても無効になります。
 

橋本
「公正証書遺言」にして、信頼できる人を遺言執行者に指定しておけばかなり安心ですね。「遺言執行者」って、誰でもいいんですか?たとえば、坂東先生でも?
 

坂東
誰を指定してもいいいんです。例えば、司法書士を遺言執行者に選んでおけば、相続する不動産の名義変更も迅速にできます。
 

橋本
あと心配なのが、遺言書を作ったけど、気持ちが変わるなんてこともありますよね。内容を変更したりできるんですか?
 

坂東
できます。内容を変更できると民法で規定されています。前に作った遺言書の一部、または全部を撤回するという遺言書を新たに作る事で、遺言書の内容を変更できます。
 

橋本
法律的に不備の無い遺言書ができると、安心するものでしょうか?
 

坂東
これまでの経験の中から、遺言書を作ってホッとされていた相談者さんがいましたし  「遺言は人生を見つめ直すことですね」という感想をもらす方もおられましたね。