債務整理や過払い金請求・相続の無料相談は札幌市の坂東法務事務所

無料相談・お問い合わせ

フリーダイヤル

新着情報

未成年者の遺産分割協議~特別代理人選任~

依頼人から「相続手続きの際、子(未成年者 2名)が遺産分割協議に参加できるか」という問い合わせがありました。

 

遺産分割には印鑑証明書が必要になり、印鑑登録ができるのは15歳からです。また、遺産分割協議書に署名する行為は、法律行為に該当するため未成年者が行うことはできません。

 

「では、法定代理人である親権者が子(未成年者 2名)に代わって遺産分割協議してよいか」という話になるのですが、親権者は以下の理由で二人を代理することができないのです。

 

親権者、子(未成年者 2名)が相続人の場合

親権者と複数の未成年者の間で利益が反する行為(利益相反行為)には、親権者が代理することができず、親権者以外の代理人を家庭裁判所で選任する必要があります。この代理人のことを特別代理人といいます。この場合は、子2名分の特別代理人を選任する必要があります。

 

子(未成年者 2名)が相続人の場合

親権者は相続人ではありません。従って、親権者が子1名分の法定代理人となり、子1名分の特別代理人を選任する必要があります。

 

手続きの流れは以下のとおりです。終了までおおよそ一か月間の期間を要します。

申立

審理(書面照会、審問)

審判

審判書が届く

 

特別代理人選任にあたり、特別代理人候補者と未成年者の利害関係の有無、候補者の適格性が審査されます。「特別代理人として協力してくれる人がいない、誰に頼んだらよいかわからない」といった場合には、司法書士が特別代理人の就任を引き受けることもできますので、お気軽にご相談ください。