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自己破産の一風景~苦労が多い陳述書の作成~

破産手続の申立準備にあたり、依頼人に書類集めのお願い、当事務所は依頼人から破産の経緯を聞き取りしながら申立書類の作成に取り掛かります。

 

その中でも、破産準備にあたり依頼人が一番苦労されることが多いのは陳述書の作成です。

裁判所に提出する陳述書は下記の構成となっています。

 

1.【収入状況について記載してください。】

 

2.【同居者,職業,年齢,月収(平均手取額)を記載してください。】

 

3.【結婚,離婚歴等のすべてを記載してください(相手の氏名は当時の氏名)。】

 

4.【現在住んでいる住宅について記載してください。】

 

5.【債権者からの訴訟提起,給与等の差押えを受けていれば,記載してください。】

 

6.【破産申立てまでの状況について記載してください。】

 

7.【過去の債務整理について記載してください。】

 

8.【今振り返ってみて,不必要又は不相当であったと思う支出がありましたか。】

 

9.【換金する目的でクレジットカードを使ったり,架空ローンを組んで商品購入をしたことがありますか。あればその内容を記載してください。】

 

10.【借入等をする際の事情を述べてください。】

 

11.【初めて借金やクレジットカード,ローンを利用して物品購入を始めた時期からの職歴について記載してください。】

 

12.【破産申立てに至るまでの事情を記載してださい。】

 

11は、初めて借金やクレジットカード、ローンを利用して物品購入を始めた時期からの職歴として・いつ入社して・いつ転職したか・退職金の有無・勤務先名称・仕事内容・所在地・手取り月額・賞与の有無を記載します。そのため、初めての借り入れが数十年前であれば、数回の転職によって「当時の職歴を思い出せない」といったケースが多いです。

そんな時は、依頼人に対し年金記録照会の依頼をします。過去の職場で厚生年金に加入していれば、加入時期と職場名が判明します。

 

12は当時の収入状況、借り入れの使途、債務増加の原因を記載します。「いつ、いくら借りたか覚えていない、何に使用したか覚えていない」というケースもありますが、事前に各債権者から取引履歴を取り寄せていますので、借り入れの時期、債務増加の時期は明確です。

 

全て依頼人の記憶に頼るのではなく、上記のような参考資料を用いれば、陳述書の作成も容易になります。内容が薄い陳述書よりも、各項目の記載が十分になされている方が、裁判所の心証もよくなるのではないでしょうか。

 

当事務所では、少しでも依頼人の負担が軽くなるようアドバイスさせて頂きますので、お気軽にご相談ください。